大きさや地域によって呼び名が変わる魚の話

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大きさや地域によって呼び名が変わる魚は多くあります。

その中で代表的なものがぶりやボラなどになり、ほかにサワラやクロダイそ
れにヒラメも挙げられるのです。

これらの種類の魚は川柳で[ぶり はまち、元はいなだの出世魚]と詠まれ、昔から私たち日本人が生活していくうえで馴染みがあるものになっているかもしれません。

しかしこれらの魚ではないにもかかわらず、サケやマスは成長していくうえで名前が変わっていくのです。

本当はサケもマスもまったく同じ魚になり、明確な違いはありません。

言われてみれば私は『サーモンと富山名物[ますのすし]の上に乗っているものは同じだよなあー。』と思ったことがあるのです。

しかしこの件について富山の人を傷つけてはいけないので、これぐらいにしておきます。

ちなみに[ますのすし]は母方の大叔母が好きでした。

さて話を戻すとこれは日本ならではの考え方になり、海外から輸入される魚には見られないものになります。

その中で民俗学者の渋沢敬三の[日本魚名の研究]によれば名前が変わる魚は82種類おり、ぶりがその代表的なものになるのです。

ぶりやスズキそれにボラは出世魚の御三家と呼ばれているものの、その呼び名は地方によって多少違ってきます。

特にブリは一目置かれる存在になっており、先ほど紹介した川柳でも詠まれた通り私たち日本人とっては煮つけや刺身と使い勝手がいい魚ではないでしょうか。

また東日本で正月の食卓にサケが上がるのに対し、西日本ではぶりが用いられると言われています。

ぶりはほかの魚が地域別で呼び名が違ってくる中、それよりも非常に細かいものがあるそうです。

ところでぶりはたんぱく質やビタミンそれにミネラルなど多くの栄養が含まれ、旬である冬に水揚げされたものは[寒ぶり]と呼ばれています。

この寒ぶりに塩をしたものを関西では歳末の贈答品として用いられ、元日に神社へ供えたあとで無病息災を祈って切り身を配るなどかつてはお正月になくてはならないものだったのです。